古き良き・・・

昔には随所に趣があったのだと感じる時がある。

診療室に裏手には松島新地がある。

「何でこんなところで開業したの？しかも小児歯科なんて」

とよく尋ねられる。まぁ、行きがかり上というしかない。

正直な話をすると「知らなかった」というだけ。

テナントを契約して、それから周りをぶらついて初めて知った。

が、これもまた一興かな・・・。

 

さて、ボクが時々行くお店で〝りとりいと〟という名の店がある。

ここは、その松島新地の中にあるのだが、そういった類の店をそのまま使っている。

あ、と言っても、この〝りとりいと〟は食事をするみせなのだが・・・念の為。

そのお店には中庭がある。その中庭を見る窓には格子がついているのだが。

この格子に細工が施してある。

 

日本家屋が減り、段々と西洋風になってきた。

暖かさなどは抜群に性能が良くなったと思う。

が、やはり日本には日本にあった家屋がその内見直されるのではないだろうか。

そして、少しのこういう細工が粋に感じられるのは、古き良き物を心が欲しているのか？それとも歳のせいなのか？

いずれにしても、新しいものばかりではなくて、温故知新を大切にせねばならないのかもしれない。

まあ、新しい物好きのボクが言うのもなんなのだが。

コメント 2

「神は細部に宿る」

細部にこだわる。
必要なことですよね。
決して、でしゃばらずに。

相手の感性に任せて。
by WDCマスター (2008-02-11 16:51) 

★WDCマスターさん
こんにちは。
手抜きをせずに作られたものはやはり違いますね。
我々の仕事も一緒ですかね？
いい仕事、したいものです。
WDCマスターさんは、きっと常にKrの感性を感じながら仕事をしていらっしゃるのでしょうね。
by asayan (2008-02-13 18:54)