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幼稚園の講演 [セミナー日記]

「いや~、助かったよぉ!」
それは大学時代の先輩からの電話だった。

先月、数年ぶりにそのU先輩から電話がかかってきた。
「あのね、子供の行っている幼稚園で講演を頼まれちゃったんだよ。で、何を喋ろうかと思ってね・・・。助けてくんない?」
そんな内用だった。
「Uさんは何を話したいんですか?」
と聞くと、
「先方はね、歯医者だから〝歯〟について話して欲しいみたいだけどね、それじゃ面白くないじゃん!違う視点から喋ってみたいんだけど…」
と返答された。
ムムム・・・困ったぞ。幾ら先輩でも相手の希望も入れなければならないだろう。
「じゃあね、歯医者からみた子供達の元気、ってのはどうですか?」
と言うと、
「いいじゃん、いいじゃん!」
と乗り気になってくれた。
これだと、U先輩の意向も幼稚園の意向もきっと入れられるだろう。

そんなわけで、その日からボクの執筆活動が始まった。
現在僕のやっている健康学習という要素を取り入れて、グループワークで楽しんでもらおうと思った。
詳しく聞くと、テーブルは固定で、4人座りとのこと。よって、2人ずつのペアーで話し合ってもらう設定にした。
約1時間の内用を書き終えて、メールに添付して先輩に送る。

「おー!オモシロそうじゃん!いいよ、これ!」
と喜んでくれた。そして、その後に
「どう話せば良いのか解らないから参考になるものを送ってくれる?」
と。
今までボクがやって来たセミナーのボイスレコーダーをコピーして郵送した。
それからきっとU先輩は練習を重ねたのだろう。そして、その結果報告が冒頭のものだ。

U先輩によると、最初はみんな
「何をさせられるの?」
という雰囲気に満ち溢れていたらしい。しかし、質問が2つ3つの続くに従い、活気に溢れ出し、おしゃべりを静止しても止まらないくらいに盛り上がったそうだ。
「終わってからさぁ、みんなが握手に来くれて、良かった、良かったって言ってくれて・・・」
そこからボクの携帯電話の向こうは先輩の独壇場だった。まさに興奮冷めやらぬというのはこの事だろう。
U先輩は最後に
「お前が書いてくれた原稿があったからこそ、有難うな!」
と言ってくれた。そう言われてボクも嬉しかった。
しかし、ボクは思った。幾ら良い原稿があっても喋り手が下手ならそれは何もなら無い。
幾ら良い原稿があっても漫才師がヘタクソなら面白く無いだろう。
U先輩は喋りの素質がきっとあるんだろうな・・・と。


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ネコの会 [セミナー日記]

数年前から岡山大学小児歯科学講座の岡崎先生にお世話になっている。
彼はNHKの〝すくすく子育て〟やらで大活躍中の人気者先生だ。
ボクの産経新聞の『子育て相談室』に寄稿を頼まれた時にも唾液の時にはお世話になった。

1年に1度彼の主催する『ネコの会』が昨日神戸で開催された。
『ネコの会』と言っても別に猫の勉強をするわけではない。
〝公衆歯科衛生研究会〟というれっきとした名前がある。
では、何故に『ネコの会』なのか?
昔、お口の中の歯垢を採取し、培養してムシバになり易いかどうかを調べる検査があった(フレンドでしているものとは別)。
これをカリオスタット=CATと言ったのでCATからネコになったわけだ。
この『ネコの会』が引き金なのか〝ワンコの会〟や〝サンマの会〟などの勉強会もある。それぞれ思い入れがあって作ったのだろうが、やはり彼の影響力が大きいのではないかと思う。

さて、ボクは前日の土曜日から中田と共に懇親会に遅参した。
会場に入ると既にみんな出来上がっていて、ただでさえ灰汁の強い個性的なみなさんが更に個性がPower up!していた。
たまたま隣に座った富山県の看護師の方と病気について熱く論議する事となった。
喫煙について、医療従事者はすぐに禁煙を勧める。
当然、身体に悪い事は解る。しかし、禁煙する事それが即ちヒトにとって良いのか?と言うとボクは否である。

ボクは以前、「あ、なんだかタバコをやめれるかもしれない・・・」と思い、禁煙した事がある。
数ヶ月して友人に久し振りに会ったら「な~んか借りてきた猫みたいやなぁ・・・灰汁が無いよ、灰汁が!」と言われた。
結局その時の禁煙は診療室の困った事態で挫けてしまったのだが・・・。
その時にボクは思った。〝その人らしさ〟も重要なんだと。
医療従事者サイドの一方的な押し付けで「健康」を訴えるよりも、如何にその人らしく生きて行けるのか?を支援したいと思う。
ムシバは無いにこした事はない。しかし、ムシバがあっても、イキイキと過ごしていてくれたらボクはそれで嬉しい。出来たムシバはボクが綺麗に治せば良い。

さて、ネコの会に話を戻そう。
翌日の日曜日は9:00前に会場入りした。

内容は・・・
○「あなたの〝ツカミ〟を教えてね!」:松本市神谷歯科医師
○「SMILE」ダンス&ショータイム:多田保健師(耳の聞こえないヒトのためのサイダンサー)
○小劇「朝陽レンジャー参上」:鹿児島和気歯科衛生士
○「Happy First!」-祝!初めての大人:宮崎(日南)河野歯科医師
○「AさせたいならBと言え~授業のプロに学ぶ心を動かす言葉の原則~」:大分大学住田教授
○「親への禁煙セールス―何故小児科医が?」:宮崎(串間)野田医師
○歯肉のアンチエイジング:ウェルテック 上牧・樋口歯科衛生士
○つかみの達人四人集登場!:岡山大学岡崎歯科医師 愛知三角歯科衛生士 香川本田歯科衛生士 大阪久保マルチプランナー
○特別講演「つかみ1秒 あと楽勝」:ヒューマンブレイン いとう伸先生

全国各地から様々な人たちが集まり、大変勉強になった。単なるセミナーではなく、グループワークもあり、楽しく時間を過ごす事が出来た。
来年も是非行ってみたいと思っている。今年で3年連続だったなぁ・・・。


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健康学習学会準備委員会 [セミナー日記]

今年もやって来た、『健康学習学会準備委員会』。
毎年この時期に全国から15~20名ほど集まり、8月に開催される健康学習学会の話し合いを行う。
ボクも数年前からお呼び頂き、少しでも参加者が楽しめる学会になるように微力ながら出席している。
今年は千葉県船橋で開催された。

学会の大きな流れ、そして、セッションを決めて来た。
ボクの作ったセッションは・・・

『自分が成長し、仲間が広がる発想法』
  ~発想の枠を広げれば5年後の笑顔が倍増~
コーディネーター:中田 真穂
サブ:コーディネーター:吹田 猛
バックアップ:淺田 匡彦

発想の広げ方、枠をどう考えるか?そして、出会いによって、色んな事が生れる不思議・・・。
繋がり、そして、笑顔がイキイキする・・・。
そんな事をみんなで考えられる様なセッションにしてみたいです。

だ。
ボクの秘書を務めてくれている中田がデビューする事となった。
サブコーディネーターに東大阪のヨリタ歯科クリニック・・・吹田先生が入る。
そして、ゲストとして、岡山大学小児歯科学講座の岡崎先生に交渉中だ。
彼も講演で忙しい人間なので日程が合えば、の話となるが・・・。

もう1つ、
『継続は力なり』
というセッションのコーディネーターとしてボクの名前も上がっていた。
LECという勉強会を立ち上げて、5年が経過した。そして、現在、それから5年後どう繋げて来て、どう繋げるか?について話して欲しいと言われていたが、少し変更してグメス(群馬メディカルスタッフ)とLECの東西の勉強会に焦点を当ててセッションを組もう、という流れになった。こちらもボクがバックアップする事となったが、両方とも楽しいセッションに仕上げたいし、きっとなるだろう。

8月26・27日の大宮で開催される『健康学習学会』が今から非常に楽しみだ。


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LEC10月例会 [セミナー日記]

2期生の例会が開かれた。
今回はボクがコーディネーターを務めた。

今日は見学者が・・・5人だっただろうか?
人数も活気に溢れてのスタートとなった。

前半に元気と健康についてみんなで考えた。
「健康を感じる時は・・・?」
「元気を感じる時は・・・?」

身体の元気、心の元気・・・。
心の元気を支えてくれるファクターは何だろうか?
生きていく中でファクターは増えるだろう。
人によって変わってくる。
ファクターが一杯になったら?
沢山抱え込める人は欲張っちゃって・・・
そうでない人は、時々整理が必要だろう。
必要なファクター、そうではないファクター。
そうではないファクターはそっと置いてあげよう。
「今まで有難う・・・」と。

元気だったらそれで良いのか?
答えは「否」だろう。
ずっと元気であれば本人も疲れるが、周りも疲れる。
元気な時もあればそうでない時もある。
そうでない時もあるから色々考える事も出来るのだろう。
如何に元気な時がそうでない時よりも長く出来るのか?
如何にそうでない時を浅く出来るのか?
このバランスが大切なんだと思う。

後半は、ヘルスプロモーションと健康学習。

どちらが良くてどちらが悪い、というものではない。
どちらもそれぞれ特徴があり、
自分に
「向いている」のか「向いていないのか?」
の違いだけではなかろうか?

目指す方向性は一緒。
何が違うのか?同じ山を登るのも色んなルートがある。
それだけだと思う。どのルートを選ぶかは自分次第。
ヘルスプロモーションはデータとして残りやすい
いわゆる左脳優位だと思う。
健康学習はデータとかは関係無し。心と心のつながり。
いわゆる右脳優位だと思う。
自分に会ったものをチョイスすればそれでよい。
因みにボクは・・・色んなものに触れて良いトコ取り!

ボクは思う。人は頭で理解しても行動には至らない。
心で理解できれば人は動ける。
行動変容ではなく、これからは感動変容の時代だろう。

私のそんな思いを喋って来た・・・。


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凱旋 [セミナー日記]

BOSSのスタディーグループに『ODSG』というグループがある。
大阪デンタルスタディーグループ
の頭文字を取ったものだ。

BOSSの元で修行中は毎月この勉強会に参加していた。
内容は、持ち回りで自分が勉強したことを1回に3~5名が発表するシステム。
本から抜粋しても良し、セミナーに行った内容を説明しても良し、学会の内容を説明するのも良し。そんな内容で進んでいた。

ボクが開業してからある事でBOSSのこのODSGを離れざるを得なくなった。
ある事とは、兄弟子との喧嘩・・・。ボクに開業したら予防を独学でも良いから勉強しなければならないことを教えてくれた貴重な兄弟子だった。
しかし、後輩の歯科医師をめぐり、この兄弟子と袂を分かつ結果となった。ボクは後輩をかばいすぎた。兄弟子の思いを考慮せず、後輩をかばったのだが、後からそれは間違いだったと気付いた。
しかし、意固地なボクはそのまま年月を重ねていた。

それから5年後、弟弟子から連絡が入る。
「先生との仲を取り持って欲しい、と言われてるんだけど、どうする?」
そんな1本の電話をもらった。
そして、彼の仲裁で和解へと進んだのだった。
そんな兄弟子の想い、そして、彼から折れてくれたという寛大に感謝した。
そして、ボクはこのODSGに昨年から復帰したのだ。

2ヶ月前BOSSから
「お茶に行こうか?」
と連絡が入った。
「何だろう?」
今でもBOSSからの呼び出しは怖い。トラウマではないが、
「何かしただろうか?」
と不安になる。かと言って、BOSSが嫌いなわけは無く、大好きなのだ。
ボクは昨年親父を亡くした。親父は15年の闘病生活に終止符をうった。
ボクが社会人となり、親父に相談したい時には既に親父はそんな状態で、相談どころでは無かった。
よって、何時もBOSSに頼っていた。BOSSはボクにとって親父代わりの存在なのだ。

「毎年1度だけODSGは外部から講師を招くのは知っているよな?で、今年はお前に喋ってもらおうかと思っているんだけど、どうかな?」
「どうかな?って、そんなの恐れ多いですよ!」
ボクは咄嗟に答えた。しかし、彼は
「お前も最近は外に出て頑張っているじゃないか!俺としては弟子がそれだけ頑張っている姿を自慢したい部分もあるんだよ・・・」
嬉しかった・・・。BOSSはとても精力的な人で、色んな勉強会などを作り、ネットワークを確実に確固たるものとしていた。
そして、子供への情熱、診療姿勢は何時も憧れていた。
ボクは彼の元で修行を始めて、1年後には勉強会を立ち上げた。
その後も色んな分野の人と繋がりながら、多方面の勉強会を立ち上げた。
それはきっとBOSSに褒めてもらいたい・・・そんな一念だったのだと今からは想像出来る。
しかし、BOSSには褒めてもらえなかった。何時も注意事項ばかりだった。

健康学習に触れてからBOSSは一度だけ
「そうか、頑張っているな!」
と目を細めて笑ってくれた。
そして、今回は講師として招いてくれるという。

当日、診療が終わってから阪急グランドビル19Fにある〝関西文化サロン〟へと出向いた。

「え~、今日は我々の仲間である淺田先生を招いて、彼の今までの診療に対する想い、そしてそれによる流れと予防の考え方の移り変わりを話してもらいます。淺田先生、身内だから、緊張しないようにガンバレよ(爆笑)!」
という言葉を貰い、前へと進む。
BOSSの前ではやはり緊張する。
「えー、ただ今、外村先生よりお言葉を戴きまして、身内だから緊張するな、と言われました。が、身内だからこそ緊張しています(爆笑)!」
BOSSに言葉を返せる様に成長出来たのだろうか?この師弟のやり取りをボクは自分で嬉しく感じた。

セミナーが終わってからボクの元に来て
「おまえ、ホンマに喋りが上手くなったな!」
と言ってくれた。それだけで感謝だった。
が、彼は明くる日も電話をくれて
「お前、ホンマに上手くなったわ!一緒に帰った先生がな、人を引き付ける喋りをしますよね!って言うてたぞ!」と嬉しそうに(ボクには聞こえた)、褒めてくれた。

ボクは器用な方ではない。勤務している時にBOSSには何度と無く叱られた。ある時は
「おい、やる気がないのだったら、明日から来なくて良いぞ!俺一人でお前の分なんか乗り越えれるから・・・」
とある日の夕方言われた事がある。
マンションに帰ってから悔しくて悔しくて涙を流した。しかし、明くる日は診療室に行き、
「済みませんでした!今日から心を入れ替えて頑張りますので、お願いします!」
と頭を下げた。あの時に辞めていたらどうなっていただろうか?考えられない。

ある小児歯科学会でBOSSと顔を合わせた。
「お茶、するか?」
ということで、お茶を飲みに街に出た。
「今の若い先生は難しいよ。叱ると続かないなぁ・・・。お前は叱ると睨んで来た。だから俺はお前をよく怒鳴ってん。こいつは必ず喰らい付いてくる!って分かっていたからな。あれくらいのハングリー精神が今の若者にはないなぁ・・・」
とポツリと言った。

人の有り難味は後になって分かるものなのだ。15年経過して、あの時のBOSSの気持ちが初めて解った・・・。


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道の無いものへの挑戦 [セミナー日記]

PanasonicDentalの大塚君が昨日フレンドに打ち合わせの為にやって来た。
昨年からボクのセミナーを主催・協賛してくれている。

6年前にレーザーについてセミナーで喋って欲しい、と頼まれた事がある。しかし、超上り症のボクは頑なに断わった。が、彼から出てきた言葉は
「先生、もうあかんわ。チラシに先生の名前を入れて既に配ってるもん・・・上り症ちゃーうでしょ?」
だった。そこまで進んでいるとは・・・断われるはずも無い。
しかし、セミナーはボロボロで惨敗!終わってから大塚君は
「先生、ごめんなぁ・・・ホンマに上り症やってんなぁ」
と言って来た。
「せやから言うたやんか!」
というボクに
「だって、見えないから・・・」
確かにボクは上り症に見えないらしい。不思議なのだが。

それから大塚君は中国地方の支店へ行った(ボクのせいではない!断じて)。
そして、連絡は途絶えた。その間、ボクはヘルスプロモーション、そして健康学習と勉強の旅をしていた。
ヘルスプロモーションを学び、関西Well-Being Clubというスタディーグループを作った。そして、代表という肩書きがつく為、挨拶をする機会は増える事となる。しかし、ボクは何時も逃げていた。
「何時までもボクが挨拶していてはいけない!次世代の若者にもそういう場を与えなければ!」
聞こえは良いが、単に逃げていただけだった。

「上ってもええやん!」これが健康学習に触れて学んだ事だ。健康学習学会長の石川先生と色んな話をする内に〝ダメな自分〟を受容出来る様になった。そして、上りながらも自分の想いを伝える事が出来れば・・・そう思った時に、逃げなくなった。そして、LECとうい健康学習のスタディーグループを作って、そこでコーディネーターとして人前で喋っていた。
大塚君と再会したのはそんな時期だった。

「先生、ご無沙汰でした!やっと大阪に戻って来ましたよ!あれから5年、そろそろ先生も人前で喋ってみない?」
という彼にボクは
「上っても良いなら喋るよ!」
と答えていた。
そこからボクのセミナーは開かれた。
お陰さまで昨年末から6回ほどセミナーを開かせてもらっている。その都度やはり緊張はしている。でも、立て板に水よりも上りながらもしっかり話し、伝える!ことを意識している。

昨日大塚君が来たのは、11月に某歯科ディーラーの社員向けに「元気と遣り甲斐」についてセミナーをして欲しい、という事だった。
この世の中、不景気でどこも大変だ。実はボクも色んな面で大変になっている。しかし、相手を元気にする為には自分も元気でなければならない。ひょっとして、自分を元気にする起爆剤になってくれるかもしれない。そんな意味も込めて引き受けた。
最近は思う。歯科医療従事者に話すセミナーよりも社員教育のセミナー、幼稚園、学校での保護者へのセミナーをしてみたい!と。非常に楽しみにしている。

もう1つは、10月30日にコスモデンタル主催のセミナーが入っているのでその打合せだ。
「大塚君、もうスライドはやめない?」
というボクに彼は一瞬きょとんとしてから言った。
「面白いかもしれませんね、先生のセミナーはPanasonicにとっては何時も初めてのものが多いから、少々の事ではもう驚きませんよ!」
と返してくれた。

実は、ボクのセミナーは、半分を健康学習の要素を沢山入れて、4人のグループワークで行っている。残りの半分はスライドを使用している。このグループワークがセミナーではなかなか無く、Panasonicとしては初の試みだった。
大塚君にすれば、きっと一か八かの世界だっただろう。受けるか、コケルか?

初めて参加する人は最初は戸惑う様だ。当然だ。スライドに慣れている。しかし、時間が経てば顔が変わるのだ。とてもイキイキして来る。初の試みが成功したわけだ。

そして、今回ボクはスライドを無くすと言う。彼にすれば又々賭けになる。スライドの無いセミナー・・・聞いた事が無い。
彼にすれば突拍子もない事をボクが言ったと思うだろうが、実は前々からボクはその策を練っていた。
アンケートに
「スライド無しでずっとグループワークをして欲しい」
という意見が回を重ねるごとに増えていたのだ。
「もう、必要ない」
ボクはそう思っていた。

とは言え、世の中そうそう甘くは無い。ひょっとしたらコケルかもしれない。しかし、コケタらコケタで良いと思う。次に起こす行動が見えて来る。

「成功の反対は?」
きっとみんなは
「失敗」
と答えるだろう。しかし、失敗は成功に繋がる。よって、同線上にこの2つはある。
「成功の反対は・・・〝何もしない事〟」
が正解だ。


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LECオープンセミナーのお知らせ [セミナー日記]

11月27日にボクが一応主催しているLECという健康学習を勉強している会よりオープンセミナーを開催する運びとなった。
オープンというだけあり、誰でも参加出来る。しかし、申し込みは必要だが・・・。
健康学習と言うと、医療従事者向けに感じるが、そうでもない。その人自身の生き方などもスッキリ勉強出来る。

コミュニケーション、そして、それらを踏まえて、出会いを通して自分が、周りがどう変わるのか?楽しんで頂きたい。
コミュニケーション無しでは、この世の中暮らしていけない。組織にいるという事は、必ずそこにはコミュニケーションが存在する。より良いコミュニケーションを図れたら良い。知人に相談を受けた時・・・慰めるのか?同情するのか?はたまた前向きにしてあげる事が出来るのか?同じ相談を受けるならば前向きにしてあげたいと思う。
出会いも人は1日に沢山の人と出会う。嬉しい出会い、嫌な出会い、楽しい出会い・・・そんな出会いを通して自分はどう変われるのだろうか?そして、出会った人をどう変えていけるのだろうか?
そんなものを掴んでもらいたい。

詳しくは・・・

http://www.lec4.com/

をご覧下さい。


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健康学習学会 [セミナー日記]

19日より、21~22日の健康学習学会に参加して来た。フレンドからは横田歯科衛生士、中田歯科助手、小林先生の3名とボクとの4名だった。
ボクは4年前に初参加したのだが、その時の歯科業界参加者は歯科医師がボクを入れて4名、歯科衛生士が2名の6名で、全体の僅か5%でしかなかった。僕自身は当時はヘルスプロモーションを勉強し、KWCという勉強会の代表も務めていた。しかし、健康学習学会長の石川雄一先生と出会ってからは、どっぷりと健康学習の魅力にはまり、LECという勉強会まで作ってしまった。そして、年々歯科業界は大阪から増え、今年はLECから歯科業界ではない人も併せて13名の参加者があったのだ。
毎年、この学会に参加すると、沢山の色んな方と話が出来、気付かせてもらう事が沢山ある。石川雄一先生の学会長公演に始まり、セッションが2つ、そして、最後に健康学習的シンポジュームが開かれる。この間、色んな気付きが目白押しなのだ。そして、今年の最大の目玉は・・・横田のセッションだった。一昨年、昨年とボクがコーディネーターをし、昨年は横田がボクのサブコーディネーターを務めた。そして、今年はコーディネーターとしてのデビューとなったのだ。ボクは健康学習学会の準備委員会をしている。今年の委員会に参加した時、ボクは2つのセッションを進言した。それは
①患者さんと話をして、「うっ!」と詰まった時どうするか?を考えるセッション
②準備委員会のメンバーの1人がたまたまエレベーターで一緒になった時にボクに話した内容・・・以前に同じテーブルに座った人と一緒にセッションがしたいね!と話した・・・という物に感動を覚え、それを題材にした、〝つながり〟というセッション
この2つはどうしても実現させたかった。そして、それは実現し、その内の①が今回の横田のセッションだった。実は横田は6月頃から体調を崩し、診療もままならない状態だった。何度も「コーディネーターを辞めるか?」と聞くが、首を縦に振らない。彼女の性格から考えると、責任感が前面に出ていると思った。よって、ピリオドを何時打つのか?に思案していた。しかし、一方で「ひょっとすると、このセッションが彼女の病気に立ち向かう原動力になっているのでは・・・?」と思うこともあった。
セッションが始まり、ボクは内心ドキドキしていた。「病気が顔を見せたらどうしようか?」と。しかし、そんな心配は稀有で、彼女は堂々と立ち回った。本当に素晴らしいセッションに仕上がったのだ。ある種、感動的でもあった。部下の成長した姿、それは何にも変え難いプライスレスだったのだ。「これでボクもご隠居さんかな?」とも思った程だ(爆笑)。
その後の懇親会で愛知県の歯科医師の方から質問された。
「あのセッションをされた方は何者ですか?」
「フレンドのチーフです」
ボクは答える。
「勤務してどれくらい経つのですか?」
「う~ん、3~4年でしょうか?」
相手は驚き、
「そんな期間であれだけの事が出来てしまうのですか?」
「優秀ですから・・・」
ボクは得意顔で微笑んだ。
そして、
「来年は、出来れば横田コーディネーター、中田サブコーディネーターで行ってみたい・・・」
と密かに企むボクがいた。


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LEC7月定例会 [セミナー日記]

この日はボクの主催する、LECの定例会があった。

今は2期生が4月から頑張って勉強している。と言っても、スクール形式ではなく、参加型なので、自分たちで喋って楽しんで勉強するものになっている。
この日は会員以外にボクのセミナーを協力にプッシュしてくれている『コスモデンタル』の藪中さん、奈良県立医科大学6年生の岸君など、見学として7名が参加してくれた。

「聞けてますか?」のPart2だったのだが、実はこの2期生ではボクは今日初コーディネーターだった。

健康学習では6つのポケットというものがある。しかし、これに頼り切ってもいけない。やはり、根底には〝人と人〟というつながりがあっての上での話しだ。
人は簡単なものを選択しようとする。僕とて例外ではない。よって、人は楽に出来るものがあれば、すぐにそれを手に入れて、使いたがる。が、基礎が出来ていなければ幾らテクニックを使っても砂上の楼閣で終わってしまう。基礎の人と人、これを作った上でのテクニカルである。

懇親会も33名の方が参加してくれた。店を探すのも大変だが、嬉しい話だ。
そこで、Nさんという衛生士の方と話をじっくりとさせて頂いたが、僕が思っていた年齢よりも5~6歳若かった。ビックリしたが、毎日活発に、そして、遣り甲斐を持っている女性は若々しくいられるのだと思った。かく言うボクもそうありたいものだ・・・。


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指導歯科医 [セミナー日記]

やっと終わった!これが正直な感想だ。
往復9時間、セミナー時間は10時間というのが、この2日間の松本旅行だった。そして得たもの・・・指導歯科医の国家資格だった。
今回の勉強内容はワークショップによる研修医の導き方を抽出することだった。要は、「迎え入れた研修医をどうすれば、上手で人間味の溢れる歯科医師と導く事が出来るのか?」である。
先ず思ったのは、タスクフォースという参加者を助ける方たちが、本当に今までに自分たちがワークショップに参加者として参加したのか?が気になった。何か違和感を感じてしかたなかった。本を読んで、それを元に実施しているのではないか?と気になった。実際にボクはグループワークでセミナーをしている。そういう者から見ると、「アイスブレーキング」という最初に参加者の緊張を解す行為がますます緊張感を与えている様に思えて仕方なかった。他己紹介・・・本にはよく載っている。しかし、大勢の前でこれをやると、人前で話すのに慣れていない人はますますアイシングしてしまう。それすら解らず得意気な笑顔で進めるファシリテーターを見ていると、疑問詞ばかりが浮かんでくる。兎に角言葉を覚えたり、形式に拘っている様に感じた。大勢の前でアイスブレークをするのなら、もっと遊びが入っているほうが良い。そして、小グループになってから、他己紹介などをするべきである。自己紹介でも大勢なら緊張するのに、他人の紹介なんか出来るかい!と沢山の人が思った筈だ。なのに、小グループになってから、自己紹介の案を出すも、時間が押しているから、という理由で断られた。小グループでグループワークをするのに、アイスブレーク出来ずに活発な意見が出来るわけがない。タスクフォースのみなさん、もう少し勉強して、そして、自分が参加者の目になれるように、一度参加者として色んなワークショップに出てみて下さい。きっともっと良いワークショップが出来ますよ!
研修医を招く為の講習会だったが、色んなリスクのある事に気付き始めた。大学は都合のよいことばかり並べるが、そうでもない、と思い出している。世の中、甘い蜜はそうそうは無い(爆笑)!


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